開拓時代の北海道は、あまりの寒さゆえに「米作には向かない土地」と言われていた。
先人たちの努力や技術の進歩により、徐々に寒さに強い品種が生まれ、お米の生産高は少しずつ増えていった。
しかし、美味しさにおいては「コシヒカリ」や「ササニシキ」などのお米には劣り、北海道民ですら北海道米を食べないことが多かった。
そこで今度は寒さに強いだけじゃなく、美味しさを求めて品種改良を繰り返し、ようやく「きらら397」という話題になる品種を作り上げた。
その後も「ほしのゆめ」「ななつぼし」「ふっくりんこ」などの品種が生まれ、北海道民も北海道米を食べるようになっていく。
そういった流れの中で、北海道のお米の価値を大きく高める品種が誕生する。
それが「おぼろづき」と「ゆめぴりか」である。
▲近年、北海道米は急激に評価を高めている
お米にそれほどこだわりが無い人でも、食べた瞬間に違いが判るのが「ゆめぴりか」
モチモチとしていて粘りがあり、見た目が良くてしっかりとした味がある。
おかずが無くても食べられるような、存在感のあるお米だ。
▲一度食べたら忘れられない味と食感
養分をたくさん必要とする、欲張りなアスパラガスを育てるには、栄養たっぷりな土壌を作る必要がある。
川越農場では「ゼム酵素堆肥」と「有機肥料グアノ」を全ての農地に使用している。
生産コストは化学肥料などよりもかなりかかってしまうが、その分土壌は見違えるように元気になるそうだ。
▲すべての水田と畑にゼム酵素堆肥と有機肥料グアノを使用している
ゼム酵素とは、パイナップルなど数種類のフルーツから抽出した酵素に、ミネラル分としてゼオライトを足し、発酵させたものとのこと。
消臭効果や除菌効果があると言われ様々な分野で活用されており、農業においては土が活性化し良くなるという効果も発見されている。
使用している農家さんからは「土の中がにぎやかになる(地中の微生物の活動が活発になる)」「地温が上がった気がする」という声が上がっており、畑に取り入れる農家も増えている。
川越農場ではこのゼム酵素堆肥の他に、鳥の糞から作られた有機肥料グアノを使用している。
▲川越農場社長の川越さんはゼム酵素堆肥と出会って、大きく農業観が変わったという
![]() 土を元気にして、美味しく健康なお米と野菜を作る 川越農場・川越慎治さん |
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